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【社会】

テスラ公用車、市川市長断念 政務活動では利用へ

千葉県市川市が導入したテスラ「モデルX」=同市役所で

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 千葉県市川市の村越祐民(ひろたみ)市長(45)は、市長・副市長の公用車として導入した米大手電気自動車(EV)メーカーのテスラ車一台のリース契約を解除すると決めた。高額批判を受けて公用車としての使用を断念したが、市長は今後、テスラ車を管理する法人を設立し、使用を継続する考えだ。

 村越市長は、前車両とのリース料の差額分を市長の給料から支出する関連条例案を六日開会の市議会に提案する予定だったが、条例案を取り下げる書面を四日、中山幸紀議長に提出した。契約解除の理由について「テスラ車を巡って、議会や市民の間で議論が続くのは本意でない」と話している。

 市川市は、環境施策など市の先進的な取り組みの一つとして、テスラ車二台を導入することを決定。リース料は月額十四万円余で、それまでの車両のリース料約六万円の倍以上となった。計画が表面化した六月以降、「高級外車の導入はおかしい」と市民らから電話やメールで千件余の意見が市に寄せられた。九割以上が「反対」という。

 市議会は六月に導入見直しを決議したが、市は七月、一台目のスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルX」を導入。その後、二台目のセダンタイプ「モデルS」の導入は延期し、一台目と前車両とのリース料の差額分は、市長が支出すると説明していた。

 条例案取り下げの書面提出で公用車の利用は断念した一方、村越市長は取材に対し、近くテスラ車を管理する法人を設立し、市長個人の政務活動などに利用する方針を示した。この運用方法も議会などで論議を呼ぶ可能性がある。

 

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