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【社会】

むかわ竜の学名決定 「カムイサウルス」と命名

学名を「カムイサウルス・ジャポニクス」と命名された恐竜の全身実物化石(下)と全身復元骨格=4日、東京・上野の国立科学博物館で

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 北海道むかわ町で見つかったハドロサウルス科恐竜、通称「むかわ竜」の化石について、北海道大総合博物館の小林快次(よしつぐ)教授らの研究チームは、新種として学名を「カムイサウルス・ジャポニクス」と命名し、六日付の英科学誌電子版に発表した。国内で発見され学名が付いた恐竜は八例目。小林教授は「カムイはアイヌ語で『神』。日本の恐竜の神という意味を込めて命名した。今後生態などの研究を進めていく」と話した。

 小林教授によると、細い前脚を持ち、背骨の上に伸びる突起が大きく前に傾いていることなどが特徴。また、頭の骨の形状から、薄く平たい板状のとさかがあった可能性があるという。

 カムイサウルスは二〇〇三年、むかわ町穂別(ほべつ)の約七千二百万年前(白亜紀後期)の海の地層から見つかった。体積比で全身の八割を超える骨格が確認され、全身骨格では国内最大。

 化石や全身復元骨格は、国立科学博物館(東京)で開催中の恐竜博で展示されている。十月十四日まで。

 

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