東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

京急衝突事故 トラック、踏切内に20秒 運送会社捜索

傾いたままの先頭車両(左)から切り離され、移動される事故列車の2両目。右上はけん引する救援列車=6日午前10時8分、横浜市神奈川区で、本社ヘリ「あさづる」から(淡路久喜撮影)

写真

 横浜市神奈川区の踏切で京浜急行線の快特電車とトラックが衝突した事故で、踏切内で先頭部分が立ち往生していたトラック(長さ十二メートル、幅二・五メートル)が事故の約二十秒前に前進し、車両全体が踏切内で立ち往生していたことが、捜査関係者への取材で分かった。神奈川県警は六日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで、トラックを運転し、死亡した本橋道雄運転手(67)=千葉県成田市前林=が勤める同県香取市の運送会社「金子流通サービス」を家宅捜索した。本橋運転手の勤務状況などを確認し、事故原因を調べる。

 県警によると、新たに女性一人が軽傷を負っていたことが分かり、軽傷者は乗客乗員計三十五人となった。

 捜査関係者によると、踏切に設置された監視カメラには、トラックが線路沿いの三メートルほどの狭い側道から右折して踏切に入ろうとしたが曲がりきれず、踏切手前で約五分ほど立ち往生する姿が写っていた。何度も切り返して踏切内に先頭部分だけが入る状態が一分ほど続き、さらに前に進み車両全体が踏切内に入ってから二十秒ほど後に電車と衝突した。

 京急線は六日、京急川崎−横浜間で運転を見合わせている。

 京急は当初、同日夕方の運転再開を目指していたが、復旧作業が遅れ、七日始発にずれ込むという。担当者は「線路や架線、車両の破損状況が複雑で、遅れてしまっている」と話した。

 事故は五日午前十一時四十分ごろ、神奈川新町駅(横浜市神奈川区)近くの神奈川新町第一踏切で発生した。青砥発三崎口行きの快特電車(八両編成)がトラックと衝突して脱線し、トラックが炎上した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報