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【社会】

アオウミガメ 本州で初ふ化 静岡、温暖化で?

ふ化し放流されるアオウミガメの赤ちゃん=6日午後、浜松市南区で

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 環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されているアオウミガメの卵六十九個が静岡県袋井市の浅羽海岸で見つかり、六日、五十四匹がふ化した。卵を保護したNPO法人「サンクチュアリエヌピーオー」(浜松市中区)によると、熱帯・亜熱帯に生息するアオウミガメのふ化は本州で初めてといい、関係者は「地球温暖化の影響で海水温が上昇し、北上してきたのでは」とみている。ふ化したアオウミガメの赤ちゃんは同日、海に放流された。

 アカウミガメの保護活動をしている同法人のメンバーが七月一日に今回の卵を見つけ、浜松市南区の白羽海岸の保護柵内に埋めていた。六日朝にふ化した赤ちゃんガメを確認すると、甲羅の腹面や四肢の裏が白いなどのアオウミガメの特徴があり、気付いた。

 アオウミガメは、国内では小笠原諸島や南西諸島などにすむ。赤ちゃんは体長八〇ミリで、成長すると最大一・二メートルになるという。

 愛知県豊橋市では二〇〇八年八月にアオウミガメの卵が見つかったが、ふ化はできなかった。本州で産卵を確認したのは二例目という。 (鈴木凜平)

 

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