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【社会】

台風15号 大洗の研究炉 冷却施設倒壊 放射性物質漏えいなし

 日本原子力研究開発機構は九日、大洗研究所(茨城県大洗町)にある研究炉「材料試験炉」の炉心を冷やす「冷却塔」が台風15号の強風で倒壊したと発表した。設備内に残る冷却水が漏れたが、放射性物質の漏えいやけが人はなかった。

 機構によると、冷却塔は木造で、高さ一六・五メートル、幅三〇メートル、奥行き一一・六メートル。同日午前七時四十分ごろパトロール中の作業員が倒れているのを発見した。冷却塔は、核燃料の熱を冷やした水を間接的に冷やす「二次冷却系」で、建物内に放射性物質を含む水は通っていない。敷地内で観測した最大風速は午前七時すぎの三〇・九メートルだった。

 試験炉は一九六八年に初臨界、二〇〇六年八月以降は運転していない。 (松村真一郎)

 

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