東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

成田空港「陸の孤島」 台風首都圏直撃、3人死亡

主要交通機関が長時間運休し、足止めされた大勢の利用客で混雑する成田空港=9日夜

写真

 首都圏は九日、台風15号が直撃しJR東日本の在来線は始発から「計画運休」となるなど交通機関が乱れ、約二百七十七万七千人に影響した。被害も相次ぎ、強風にあおられたとみられる女性ら三人が死亡し、各地で六十人以上が負傷。千葉県の海水浴場では一人が行方不明となった。送電線の鉄塔が倒壊するなどして約九十三万軒が停電したほか、ゴルフ練習場のポールも倒れて住宅を破損した。

 成田空港では鉄道やバスなどの長時間運休のため、大勢の利用客が足止めされ「陸の孤島」となった。九日夜には、一時一万人以上が空港にとどまった。

 台風15号は九日午前五時前に千葉市付近に上陸し、関東南部では記録的な暴風となった。八日夜には伊豆諸島・神津島で最大瞬間風速五八・一メートル、九日未明は千葉市五七・五メートル、羽田空港四三・二メートルを観測。それぞれの地点で観測史上の最高値を更新した。

 JR東日本は八日夕、台風通過後の点検作業が必要だとして九日の計画運休を決定。山手線の運転開始は午前十時十五分ごろまでずれ込み運休や部分運休は七十九本、遅れは八十六本で最大五時間五十分だった。

 千葉県大多喜町では倒木の撤去作業中だった無職清水一郎さん(87)が下敷きになって死亡。神奈川県の海上自衛隊横須賀基地でも発電機補修などの作業中に転落したとみられ会社員浜脇俊一さん(47)が亡くなった。東京都世田谷区では強風にあおられたとみられる五十代の女性が死亡した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報