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【社会】

<ラグビーW杯>盛り上がれ!多摩熱気 開幕戦など開催 応援・おもてなし準備加速

府中、調布両市の飲食、土産店を紹介したマップ。英語も併記している=東京都府中市で

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 20日に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会。東京・多摩地域では、開幕戦の日本対ロシアが行われる東京スタジアムが調布市にあるだけでなく、周辺の3市で海外の代表4チームがキャンプを張る。同スタジアムでは準々決勝も予定されており、選手を応援し、国内外の観客をもてなそうと、官民を挙げた準備が加速している。 (松村裕子)

 府中市が六日夜、市内で催したテストマッチ日本対南アフリカ戦を大型スクリーンで観戦するパブリックビューイング(PV)。ラグビー経験者の市内の会社員森川潤さん(35)は「W杯を日本でやるからには勝ってほしい」と声援を送った。市内の会社員高橋浩美さん(59)も「W杯では日本に勝ってもらって祝杯を挙げたい」と盛り上がった。

 「ラグビーのまち」を掲げる府中市。市内ではラグビートップリーグの東芝とサントリーが練習拠点を構え、日本大会でも両チームから計七人が代表に選ばれた。

 市はサントリーの松島幸太朗選手らが躍動した前回二〇一五年のイングランド大会直後から準備を進めてきた。一六年、両チームや経済団体と「ラグビーのまち府中推進委員会」を設立。海外の代表チームのキャンプ地として名乗りを上げ、イングランドとフランスのキャンプ地に決まった。

 市は十一月二日までのW杯期間中に計十二日間、市街地でPVを開催。日本、イングランド、フランスを中心に、全四十八試合のうち二十七試合を放映する。観戦のため多くの外国人が来訪すると見込み、キャンプ中は和太鼓や日本舞踊を披露するイベントも予定。市の担当者は「代表選手も街に繰り出してくれれば」と期待する。

 海外のラグビーファンはビールを大量に消費することで知られるため、調布、府中市では各市の飲食店を募ってセミナーを開き、「ビールがある店と分かる表示を」と促した。調布駅前のまちづくり団体は両市の飲食、土産店マップを作った。企画した大前勝巳さん(48)は「遠来のお客さんは調布も府中も区別がつかない。どちらでも寄ってほしい」と話す。

 ロシアのキャンプ地になった武蔵野市は、チームを応援するロシア語の動画をつくり、動画投稿サイト「ユーチューブ」で流す予定だ。地元の子どもたちが手作りした土産を選手に贈ることも計画する。

 ナミビアがキャンプする町田市は、町田駅前にチームを歓迎する横断幕を設置。市民ボランティアは市街地の通り沿いを花の寄せ植えで飾り、選手らを待ち受ける。市はナミビア側に、選手を市内の観光地に案内したいと提案している。

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