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【社会】

停電に暑さ追い打ち 3日目「いつ元の生活に」

停電が続く千葉県市原市で、飲料水などを求め市役所に集まった市民ら=11日午前

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 台風15号の影響で停電が続く千葉県内では十一日午前、エアコンが使えないことによる暑さや断水などで「いつ元の生活に戻れるのか」と、住民に不安といらだちが広がった。君津市は、妊婦や障害がある人などを優先的に受け入れる「特別避難所」を設置し、同日午前に一時約八十人が避難した。 

 乳児用のミルクやプライバシーを守るテントも用意。携帯電話の充電サービスに四百人以上が殺到した。十カ月の息子と避難した同市の女性(21)は「暑さで子どもが汗をかき過ぎ、おしっこが出なくなった。ここは快適だけど早く自宅に帰りたい」と話した。

 市原市では、市役所の開庁前から携帯電話の充電や飲料水を求める市民が集まった。危機管理課の佐久間重充課長は「具体的にどの地区から復旧するかの情報があれば助かる。停電三日目となり、市民もストレスがたまってきているようだ」と話した。

 六人家族の飲料水を取りに来た無職米谷喜久男さん(83)は「トイレの水などは、車で約二十分の山で湧き水をくんできている。大学生の孫は車の中で試験勉強していて大変そうだ」と疲れた様子だった。

◆東電、迂回送電も

 東京電力ホールディングスは十一日、台風15号で倒壊した千葉県君津市の送電用鉄塔二基について、復旧の見通しが立っていないことを明らかにした。ただ倒れた鉄塔を迂回(うかい)して送電することも可能なため、停電復旧への影響はないと説明している。東電によると、十万軒程度が鉄塔の倒壊によるものだとみられている。

 

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