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【社会】

千葉台風 公立校4割が損壊 再開後も校舎一部使えず

 台風15号の影響で、千葉県の小中高を含む全公立学校の四割に当たる五百四十八校が、校舎の損壊などの被害を受けたことが、県や千葉市のまとめで分かった。県内は十八日午前八時時点で約四万九千戸が停電。ほとんどの地域で授業は再開したものの、修理に半年かかる学校も出ている。

 九日未明に最大瞬間風速五七・五メートルを観測した千葉市は、七割を超える百三十校が被災。美浜区の稲浜小では縦二十メートル、横三十七メートルにわたり体育館の屋根が強風で剥がされた。

 児童が立ち入らないように周囲にロープを張り、翌十日に授業を再開したが、修理には追加の予算措置などが必要になり、半年ほどかかると見込まれる。岡田慎司教頭は「影響は卒業式まで続くかもしれない」と話す。

 南房総市では、海岸から約八百メートルの距離にある富浦中で、体育館の側壁が大きく崩れた。校舎の窓ガラスも割れ、雨水が吹き込み四つの教室が使えなくなった。

 同市では全ての学校が停電から復旧し十七日に授業を再開したものの、富浦中では体育館が使えないまま。市内には台風による被害を受けた学校が他にも複数あり、市教育委員会の担当者は「停電から復旧すればいいという話ではない。完全な状態には程遠い」と話している。

 

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