東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

京アニ放火2カ月 容疑者、会話訓練可能に

 京都アニメーション放火殺人事件で、重いやけどで大阪府内の病院に入院中の青葉真司容疑者(41)=殺人などの容疑で逮捕状=が、会話の訓練ができる程度まで回復したことが、捜査関係者への取材で分かった。事件は発生から二カ月。退院は数カ月後になるとみられ、京都府警は今後の取り調べの進め方を慎重に検討している。

 捜査関係者によると、青葉容疑者は予定されていた皮膚移植手術を終え、容体が安定してきた。依然として集中治療室(ICU)にいて人工呼吸器を着けているが、リハビリのための会話トレーニングの予定が入っているという。

 逮捕は勾留に耐えられるとの医師の判断が前提のため、見通しは立っていない。関係者によると、当初生存が危ぶまれていた青葉容疑者は八月上旬に重篤な状態を脱し、簡単な意思表示ができるようになっていた。

 また、当時スタジオ内にいて重軽傷を負った三十四人全員が快方に向かい、命の危機をほぼ脱したとみられることも判明。ただ、ICUに入院中の負傷者もいる。

 京都府警は第一スタジオの模型を作製。負傷者から、事件当時にいた場所や避難方法、目撃したことなどについて聞き取りを進めている。

 京アニの代理人弁護士によると、同社は既に遺族や負傷者を対象にした説明会を実施。支援金や労災手続きについて説明した。

 青葉容疑者は七月十八日午前十時半ごろ、京都市伏見区の京アニ第一スタジオに玄関から侵入し、ガソリンをまいて火を付けた疑いがある。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報