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【社会】

氷河期求職者「545倍」挑む 宝塚市採用試験 全国から1635人

 バブル崩壊の影響で就職難だった三十代半ば〜四十代半ばの「就職氷河期世代」を対象として正規の事務職員を募集した兵庫県宝塚市の採用試験が二十二日、始まった。全国から集まった千六百三十五人が三人の採用枠に挑んだ。倍率は五百四十五倍。

 来年三月末時点で三十六〜四十五歳の高卒以上が対象。八月十九〜三十日の期間内に千八百十六人の応募があった。この日の筆記試験で、点数上位の百八十人に絞られる。二次、三次と進み、合格した三人は来年一月に入庁する。

 受験者数が想定した五百人を大きく上回ったため試験会場を三カ所から十カ所へ拡大。会場に派遣する職員も七十五人に増員した。

 試験を終えた受験者からは「人数の多さに圧倒された」「採用されるのは奇跡に近い」といった不安の声が漏れた。大阪府茨木市の派遣社員鈴木義一さん(44)は「同じような境遇の方がこれほどいるのだと再確認できた。採用されたら宝塚市の街づくりに貢献したい」と意気込みを語った。

 

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