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【社会】

<ラグビーW杯>食品持ち込み一転OK 売り切れ続出、苦情受け

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は二十三日、観客による試合会場への食べ物の持ち込みを個人で消費できる量に限って認めると発表した。施設内の販売業者の権利保護を理由に持ち込みを禁止したが、開幕戦から売り切れが続出し、苦情が相次いだことを受けて変更した。飲み物は保安面などの理由から原則持ち込み禁止を継続する。

 食べ物の持ち込み禁止は前回のW杯と同様の規制だったが、大会四日目で方針転換した。十一月二日の決勝戦まで全試合に適用する。チケットの購入者にメールで変更を伝え、ツイッターなどでも周知を図っている。

 持ち込みが初めて認められた二十三日夜の豊田スタジアム(愛知県豊田市)のウェールズ対ジョージア戦を訪れたファンからは歓迎する声の一方、対応の遅さへの批判も聞かれた。

 飲み物に関しては、高齢者や乳幼児の水分補給や、薬を服用するといった理由で水やお茶を水筒に入れて持ち込むことを認める場合もあるが、酒類やペットボトルに入ったジュースなどの持ち込みは禁止。人気カードになると、ソフトドリンクが早々と売り切れる。

 組織委は、試合会場に設置している無料の給水所の利用を呼び掛けている。ソフトドリンクは「販売量を増やすなどオペレーションの改善を検討中だ」としている。

 

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