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【社会】

千葉停電、一時5400戸に増 なお1900戸 台風17号影響か

台風15号の被害発生から2週間がたった千葉県鋸南町。多くの住宅の屋根にはブルーシートが張られたままだった=23日午後

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 台風15号による大規模停電や断水被害の発生から二週間となった千葉県内では、二十二日夜に約二千三百戸まで減った停電が、二十三日は一時、約五千四百戸に増えた。二十四日午前零時では約千九百戸が停電している。東京電力は「台風17号の強風で倒木の枝や葉が電線に触れるなどし、不具合が発生した可能性がある」としている。

 銚子地方気象台(銚子市)によると、県内は17号の影響で南寄りの強い風が吹いた。千葉市中央区では午後二時前に最大瞬間風速二四・二メートル、館山市では午後三時十九分に同一七・九メートルを観測。鋸南(きょなん)町では自衛隊員らが屋根のブルーシートの補強作業に追われた。

 東電によると、千葉県内の停電は二十三日午後二時に約五千四百戸に増加。二十二日はいずれも停電がなかった千葉市花見川区で約千七百戸、八街(やちまた)市で約五百戸、香取市で約四百戸などが再び停電したが、二十三日夕までに復旧した。

 八街市南部では午後一時半ごろ停電が発生し、断水も起きたため市が急きょ給水車を派遣。信号機が一時的に消えた地域もあった。

 井戸水の電動ポンプが止まり、水をもらいに来た近所の女性(61)は「昼食後にくつろいでいたら停電になり、二時間以上続いている。十八日に停電と断水が解消し、やっと落ち着いたところなのに『またなの』という思い」と嘆いた。

 県内自治体には住民から停電に関する問い合わせが集中しており、東電は同社カスタマーセンター=フリーダイヤル0120(995)007、電03(6375)9803=への問い合わせを呼び掛けている。 (山口登史、小沢伸介)

 ◇ 

 台風17号は山陰沖から能登半島沖の日本海を進み、二十三日午前九時、温帯低気圧に変わった。二十四日朝には北日本を抜ける見通し。総務省消防庁によると、負傷者は宮崎県延岡市で二十二日に起きた突風の影響を含め五十七人に上った。重傷の宮崎の一人を除きいずれも軽傷。住宅五百十四棟に一部破損の被害が出た。長崎県を中心とした九州電力管内の停電は二十三日夜に解消した。

 

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