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【社会】

漫画村元運営者を逮捕 無断公開、主導か フィリピンから移送 

成田空港に到着した星野路実容疑者=24日

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 人気漫画をインターネット上に無断で公開する国内最大規模の海賊版サイト「漫画村」(閉鎖)を巡る著作権法違反事件で、福岡県警などの合同捜査本部は二十四日、運営を主導したとして同法違反の疑いで国際手配していた、いずれも自称でフィリピン居住の執筆業、星野路実(ろみ)容疑者(27)を拘束先のフィリピンから空路移送中、逮捕した。成田空港経由で身柄を福岡県警に移した。

 漫画村は「ONE PIECE」(集英社)や「進撃の巨人」(講談社)など人気漫画を含む数万点を公開。三千億円以上の被害試算が報告され、昨年四月に閉鎖した。逮捕者は四人目で、合同捜査本部は広告収益の流れやメンバーの役割分担の全容を星野容疑者が把握しているとみて、捜査を本格化させる。

 逮捕容疑は共謀し、二〇一七年五月二十九日ごろ、「ONE PIECE」の画像ファイルを無断で公開した疑い。星野容疑者は「事件について認めるか認めないかは弁護士に話してから決める」と供述している。捜査関係者によると、星野容疑者は昨年春ごろ、福岡県警の任意聴取を受け、同五月にフィリピンに出国。香港やタイなどへの出入国を繰り返していた。今年七月、マニラ空港から香港に向かうところをフィリピン入国管理局に拘束された。

 星野容疑者は今月二十三日、マニラにある入管施設で共同通信の取材に応じ、日本を出た理由について知人から事業の誘いを受けるなどしたためとし「逃げたわけではない」と説明した。

 合同捜査本部が星野容疑者に次ぐ立場とみている住所不定、無職安達亘(わたる)被告(38)と、東京都の二十代の男女二人は既に著作権法違反罪で起訴されている。

 

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