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【社会】

山間の鉄路 続く運休 復旧遅れる千葉・久留里線

倒木で線路がふさがれたJR久留里線の運休区間=千葉県君津市で(JR東日本千葉支社提供)

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 台風15号の影響で、千葉県南部の山間部を走るJR久留里(くるり)線久留里−上総亀山間(九・六キロ)は今も運休が続いている。JR東日本はマイクロバスによる振り替え輸送で対応し、十月中旬の復旧を目指しているが、通学や観光客が見込まれる紅葉シーズンへの影響などを心配する声も上がっている。 (福浦未乃理)

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 二十六日午前八時ごろ、JR東日本の代行バスが久留里駅前に止まると、駅近くにある県立君津青葉高校の生徒らが降り立った。上総亀山駅から乗ってきた男子生徒(17)は「同居の祖母は免許を持っておらず、車で連れてきてもらえないので、電車やバスは必要です」と長引く運休に顔を曇らせる。

 久留里線は、台風に襲われた九日の始発から全面運休が続き、二十日夜に木更津−久留里間で運行を再開。JR東日本によると、運休区間では倒木が線路をふさぎ、線路下の盛り土が長さ約十メートル、幅二十メートルの範囲で流出する被害が出た。現場に重機が入ることができず、復旧に時間がかかっているという。

 上総亀山駅近くには紅葉の名所として知られる亀山湖があり、毎年十一月下旬〜十二月に約十万人の観光客が詰め掛ける。「亀山オータムフェスティバル」(十一月一日〜十二月八日)を主催する君津市観光協会亀山支部の加藤正彦事務局長(66)は「台風による塩害で紅葉の色づきが心配だが、湖面の清掃などをして準備している。列車ファンのためにも災害前の状態に戻してほしい」と気をもむ。

 一方、運休区間にある君津市上総地区で旅館業を営む男性(64)は「雨漏りで客を受け入れることができず、こちらからキャンセルをお願いしている。店じまいを考える同業者もいる」と嘆いた。

久留里駅で代行バスから降り、久留里線に乗り換える利用者や通学する高校生=千葉県君津市で

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◆千葉県の被災地への義援金(台風15号)

【千葉県】

千葉銀行県庁支店(普通預金3209682)

千葉興業銀行本店営業部(普通預金1154683)

京葉銀行本店営業部(普通預金4221411)

ゆうちょ銀行(00160−4−767914)

【日本赤十字社】

ゆうちょ銀行(00100−8−451648)

三菱UFJ銀行やまびこ支店(普通預金2105547)

三井住友銀行すずらん支店(普通預金2787549)

みずほ銀行クヌギ支店(普通預金0620448)

 

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