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【社会】

大嘗祭の新米「太鼓判」 栃木の大田主、儀式終え「ホッと」

大嘗祭で使う新米を収穫する神事「斎田抜穂の儀」で稲を刈り取る「大田主」の石塚毅男さん(左端)ら関係者=27日、栃木県高根沢町で

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 天皇陛下の即位に伴う「大嘗祭(だいじょうさい)」に使う新米を収穫する「斎田抜穂(さいでんぬきほ)の儀」が二十七日、栃木県高根沢町の「悠紀(ゆき)斎田」で行われ、儀式を終えた耕作者の「大田主(おおたぬし)」の石塚毅男さん(55)は「ホッとした。おいしいコメができたと自負している」と語った。

 石塚さんは白地に黄色い着物がのぞく白張黄単(はくちょうきひとえ)という古式衣装に身を包み、稲刈りを手伝う奉耕者(ほうこうしゃ)とともに斎田の稲にかまを入れた。「衣装を身に着けた瞬間は緊張した。ただ、中に五枚着ていたので、暑かった」と、儀式の緊張も解けた様子で苦笑い。「いつもより気持ちを込めて刈った」と振り返った。斎田で栽培した品種は「とちぎの星」。「栃木と名の付く品種を選んでもらい、感謝している。栃木のコメがもっとメジャーになれば」と期待をにじませた。

 京都府南丹市の「主基(すき)斎田」でも、大田主の中川久夫さん(75)を中心に儀式が行われた。 (小川直人)

 

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