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【社会】

「多様性」未来を開くキーワード 姜尚中さん、玄侑宗久さん「こころの好縁会 in 東京」

社会や政治の在り方について話す(右から)玄侑宗久さん、姜尚中さん、小出宣昭主筆=東京都千代田区で(中西祥子撮影)

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 政治学者で東京大名誉教授の姜尚中(カンサンジュン)さんと、芥川賞作家で僧侶の玄侑宗久(げんゆうそうきゅう)さんを招き、日本社会や政治の在り方、生き方について考える「こころの好縁会(こうえんかい)in東京」(大興寺、東京新聞共催)が二十八日、東京都千代田区の日本プレスセンターであった。大興寺(岐阜県揖斐川町)が始めた行事で、東京開催は初めて。三百七十人が参加した。

 姜さんは講演で、今後の令和時代について「個性が混じり合い包容していく『多様性』がキーワード」とし、現在の日韓関係を「ナショナリズムが日本社会で沸き立っている」と危ぐした。さらに「両国とも多様な社会をつくらないといけない」と指摘した。

 「『華厳』という考え方」をテーマに講演した玄侑さんは、華厳宗の教えにつながる多様性の重要性を説き「社会では同調することがコミュニケーションと思われているが、本来は違う物や考え方に出会い、尊重することだ」と強調した。講演後、東京新聞・中日新聞社の小出宣昭主筆を交えた鼎談(ていだん)もあった。 (天田優里)

 

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