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【社会】

神戸 いじめ教諭、児童にけが 授業中に突き飛ばし

 神戸市立東須磨小の教諭四人が同僚の教員をいじめていた問題に関連し、加害者の三十代男性教諭が二〇一六年、授業中に児童を突き飛ばして腕を骨折させていたことが、関係者への取材で分かった。この教諭は後輩の二十代男性教諭に激辛カレーを食べさせるなどの行為に関与したことが指摘されている。

 関係者によると、教諭は一六年春ごろ、体育の授業で自分の指示に従わなかった六年男児に「おまえは入ってくるな」などと言って体を突き飛ばした。男児は転倒して右腕を骨折。学校側は保護者に謝罪し、警察には届けなかった。

 市教育委員会は「突き飛ばしたのではなく、男児をバレーボールのコートの外に出そうとした際に男児の足がもつれて転んだ」と説明している。

 教諭は校内でリーダー的立場だった。昨年以降、後輩に暴言や暴行を繰り返したとして、市教委が事実上の謹慎としている。

     ◇

 同校の仁王(におう)美貴校長は九日に記者会見し「(いじめの加害者が)『反抗しまくって学級つぶしたれ』と児童に言っていた」と被害者が訴えていることを明らかにした。加害者側は発言を否定している。「自分が面白ければ良かった」と釈明した加害者もいた。

 また、加害者の一人から「あなたのことが嫌い」と言われた児童や、座っていた椅子を後ろに引かれて頭を打った児童がおり、それぞれ保護者から訴えがあったことも判明した。

 仁王校長は「心からおわびする。ハラスメントへの認識が甘かった」と謝罪。「子どもたちの心の傷は計り知れない」とも述べ、加害者四人を今後は同小で指導させないと明言した。

 

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