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【社会】

停電、断水…また無情 首都圏被害まとめ 台風19号

 台風19号の直撃を受け、各地で河川氾濫や土砂崩れなど大きな被害が出た首都圏。停電や断水、鉄道、道路寸断といったライフライン被害も深刻だ。

 東京電力によると、千葉県では19号通過後の十三日未明、最大十三万八千五百戸が停電。十六日までに九割が復旧予定だが、一部地域は倒木や土砂崩れが作業を妨げており、二十日以降となる見込み。

 県によると、十五日午前十時現在、君津、南房総、館山市などで計千三十八戸が断水。県と各自治体は、東電に非常用電源の提供を要請している。

 東京都によると、十五日朝の時点で道路崩落による水道管破損で、奥多摩町の約二千六百戸の断水が解消されていない。都道は八王子市や青梅市などの十一路線が崩落や土砂流出などで通行止めが続く。島しょ部は新島、式根島、神津島で光ケーブル回線が不通。十四日夕方時点の住宅浸水は、床上と床下合わせて世田谷区や狛江市など二十一区市町で三百十棟。

 埼玉県の十五日午前八時現在のまとめでは、県内では越辺(おっぺ)川など三河川が決壊。川越市や東松山市、坂戸市など二十市町村で計七百六十九棟が床上浸水、二十一市町村で計七百二十二棟が床下浸水した。

 神奈川県では、箱根登山鉄道は、土砂崩れにより橋脚が流され、箱根湯本−強羅の運転見合わせが続く。停電は十二日夜に県内ほぼ全域の約十五万戸に及んだが、十五日午前十時には相模原市緑区や川崎市高津区など計二千二百戸に減少。断水は、相模原市などで三千戸以上発生している。

 栃木県によると、十五日午前六時現在、断水は栃木市、鹿沼市など五市町で計約七千五百戸で続く。避難所と避難者数は十五日午前六時時点で栃木市など十九カ所、約三百人。

 群馬県内では十三日午前四時ごろのピーク時に約六千八百戸が停電したが、十五日朝の段階で藤岡市と上野村の計二十二戸に減った。男女三人が亡くなった富岡市内匠の土砂崩れ現場では、周囲の家などにも流れ込んだ土や砂などの撤去作業に追われた。

 茨城県の十五日午前八時現在のまとめで、県内の河川氾濫でヘリコプターやボートなどで三百二十九人が救助され、四百三十八人が避難している。常陸大宮市など二市一町で約二万戸が断水し、停電は同日午前十時現在で約千百戸。

 

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