東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

浸水した家の片付け、感染症対策を マスク・軍手は必須 消毒薬は慎重に

写真

 総務省消防庁による十五日午前五時時点のまとめで、台風19号による住宅の床上・床下浸水は全国で少なくとも計約九千八百棟を超えた。茨城県は集計が追いつかず「多数」としている。浸水地域では細菌やカビが繁殖しやすく、これから家を片付ける際は身を守る対策が必要だ。

 昨年七月の西日本豪雨で岡山市が公表した「水害時の感染対策と消毒方法」などによると、床や壁、家具は水で洗ったり水拭きしたりして乾燥させる。下水が流れ込んだ恐れがある場合は消毒薬を薄めた液に浸した布で拭き、十分に乾かそう。

床上浸水した住宅から畳を運び出す人たち=13日、川崎市高津区で

写真

 消毒薬は濃度や用法など使用上の注意事項を守る。塩素系の消毒薬を他の薬と混ぜると危険だ。また誤飲を防ぐためペットボトルには移さない。

 床下の水は雑巾に吸わせ、扇風機などで換気して乾かす。ただし扇風機を含め、水に漬かった電気製品はショートによる火災を防ぐためコンセントから電源プラグを抜き、使わない。作業時は空気中を舞う細菌やカビを吸わないようマスクを。けがを防ぐために軍手も着用しよう。

 避難所での生活は体力を奪い、多数の人が過ごしているため病気が広がりやすい。片付けなどの作業後、食事前、排便後は手を洗い、できるだけ加熱した食品を食べる。くみ置いた水は煮沸してから飲むと安心だ。体調不良を感じたら症状が重くなる前に早く医療機関を受診しよう。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報