東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

できた!夢の東京産カカオチョコ 24日から限定販売

「TOKYO CACAO」と、小笠原産カカオの実を手にする平塚さん=埼玉県草加市で

写真

 東京・小笠原諸島で栽培されたカカオを使ったチョコレートが誕生した。その名も「TOKYO CACAO」だ。埼玉県草加市の平塚製菓が、国産カカオチョコの夢を十六年かけ実現させた。二十四〜三十日、東京都渋谷区の渋谷ヒカリエで限定販売する。

 開発のきっかけは二〇〇三年。同社の平塚正幸社長(69)がアフリカ・ガーナを訪れ、幹にぶら下がる立派なカカオの実に感動したことだった。「メード・イン・トーキョー」の発信力と高温の気候から、小笠原を挑戦の地に選んだ。

 一〇年に初めて種を千粒植えたが、全滅。諦めかけた時、母島でレモンなどの栽培を手掛ける「折田農園」と出合った。協力して栽培方法を研究し、日照が調整できるビニールハウスも整備した。

 こうした取り組みが結実し、三年後にカカオの収穫に成功。実から取り出した豆の発酵や乾燥の方法も試行錯誤し、一五年にチョコが完成した。現在は五百本の木を育て、商品化に必要な年間一トンの豆を確保できるようになった。

 チョコは少し酸味が効いたフルーティーな味わい。来年以降も秋に販売する計画で、平塚さんは「さらに収穫量を増やし、おいしさを追求していきたい」と話している。

 一箱二枚入りで三千円(税別)。二万箱限定で、一人十箱まで購入できる。特設サイトで予約も受け付けている。問い合わせは、平塚製菓=フリーダイヤル(0120)553550=へ。 (近藤統義)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報