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【社会】

UDタクシー、3割が乗車拒否 車いす利用調査 障害者団体集計

 障害者団体「DPI日本会議」は十二日、車いすのまま乗車できるユニバーサルデザイン(UD)タクシーの車いす利用者への対応を十月に全国で調べた結果、乗車拒否が三割近くあったとの集計結果を公表した。同団体は結果を基に十四日、国土交通省に改善を要望する。

 タクシーに搭載された乗降用のスロープ設置など運転手への研修実施を条件に、国はUDタクシー導入のための補助金を事業者に出しているが、乗車を断った運転手の中には「車いすの乗降方法が分からない」と回答する人もおり、車いす利用者への対応が現場に十分根付いていない実態が浮き彫りとなった。

 調査は十月三十日に二十一都道府県で実施。車いす利用者延べ百二十人が参加し、流しや乗り場でUDタクシーへの乗車を試みたほか、事前に電話予約で配車してもらえるかどうかも調べた。拒否されたケースの内訳は流しが五人、乗り場九人、電話予約十四人、配車アプリなどが四人の計三十二人で、参加者の27%に上った。

 東京以外での拒否率が特に高く、団体の佐藤聡事務局長は「都心部では対応が良くなっているが、地方でも車いすユーザーが利用できるよう徹底してほしい」と話した。

 

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