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【社会】

マニラで邦人36人拘束 ニセ電話詐欺グループか

 【マニラ=共同】フィリピン入国管理局が十三日、首都マニラで日本人の男三十六人を拘束したことが分かった。日本にニセ電話詐欺の電話をかけていたグループの疑いがあるとみて調べている。入管関係者が十四日、明らかにした。

 警視庁が、フィリピンで詐欺の電話をかける「かけ子」をしていた疑いのある日本人四人を帰国時に逮捕していたことも、捜査関係者への取材で判明。警視庁は今回拘束されたグループと関連があるとみて実態解明を進める。

 入管関係者によると、日本の捜査当局からグループに関する情報提供があり、十三日午後、マニラのホテルで三十六人の身柄を拘束、入管の収容施設に移送した。複数の拠点を転々としながら電話をかけていたとみられる。

 ニセ電話詐欺を巡っては、詐欺グループが日本国内での摘発を逃れるため、海外に拠点を移していると指摘されている。

◆タイ拠点ニセ電話 8人詐欺容疑逮捕

 タイ中部パタヤで三月、日本人を狙ったニセ電話詐欺グループが摘発された事件で、警視庁捜査二課は十四日、詐欺の疑いで、東京都新宿区大久保二、広告代理業田中巌容疑者(44)ら男八人を逮捕したと発表した。逮捕は十三日。

 この事件では既に十八人が逮捕されている。二課によると、田中容疑者らは、だまし取った電子ギフト券をインターネットサイトで換金する役割だった。このグループによる被害総額は今年一月中旬〜三月で約三億円に上り、このうち約七千五百万円を田中容疑者らが換金していたという。

 逮捕容疑では、八人はタイの詐欺グループと共謀し、三月下旬に大手IT企業の社員を装い、福井市の五十代女性にメールや電話で「有料サイトの料金未納がある」とうそを言い、電子ギフト券三十万円分をだまし取ったとされる。田中容疑者は黙秘、六人が否認、一人が認めているという。

 

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