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【社会】

大学共通テスト、記述式は中止を 「欠陥文科省自身が把握」

 二〇二〇年度から始まる大学入学共通テストで導入される国語の記述式問題で、文部科学省が記述式の成績について、受験生を門前払いする「二段階選抜」の判断材料に使わないよう国公立大学に要請することを検討していることが明らかになった。

 会員制交流サイト(SNS)では、「そこまで問題を理解してるなら、記述式やめればいいのでは?」など、記述式の見直しや中止を求める声が飛び交っている。

 政策として推し進めてきた文科省自身が、一部とはいえ受験に使わないよう大学側へ求める可能性がある状況に「記述式に欠陥があると自ら認めている」との指摘や、「採点ミスが後に発覚した際に追加合格で救済できるよう二次を受験させておきたいということだろう」といぶかしむ人も。

 記述式の採点は民間業者に委託され、学生アルバイトなどが行う。採点者による判断のばらつきや、自己採点の難しさを教育関係者らが訴えてきた。

 新テストは、現在の高校二年生が初めて受ける。通常なら受験の二年前には入試の形を確定させるのがルールだが、一年前の今になっても定まらない。「高二は混乱しているし、センター最終の高三は浪人できないと思っている」「受験生が振り回されてかわいそう」と不安が広がっている。 (三輪喜人)

 

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