東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

横田早紀江さん「腹が立つほど長い」 めぐみさん拉致42年

会見する横田早紀江さん=14日、川崎市で

写真

 一九七七年に新潟市で中学一年だった横田めぐみさん=失踪当時(13)=が北朝鮮に拉致されてから十五日で四十二年。母の早紀江さん(83)は十四日、川崎市の自宅で記者会見し、「本当に四十二年というのは、言うのも腹が立つほど長い年月。どうしてこんな大事な問題が終結していないのかなと思う」と心境を語った。

 めぐみさんは七七年十一月十五日、下校中に自宅近くで消息を絶った。失踪から約二十年間は事件か事故かも分からなかったが、九七年に拉致疑惑が浮上。二〇〇二年の日朝首脳会談で北朝鮮側が拉致を認め、めぐみさんを「死亡」と発表したが、日本側は矛盾があるとして受け入れていない。

 早紀江さんは「何にもしていない子どもたちを早く取り返してほしい。それだけをただずっと訴え続けてきた」と振り返り、「めぐみちゃんが元気でいるのは間違いないと信じている。大変な力がいるが、信じる気持ちで頑張っている」と訴えた。

 早紀江さんによると、父の滋さん(87)は体調を崩して入院中だが、意識ははっきりしている。めぐみさんの写真を見せながら「一目会うまで頑張ろうね」と話しかけると「頑張る」と言うように口を動かすという。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報