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【社会】

母「息子が新潟の女性傷つける」 埼玉県警、新潟側に伝えず

 JR新潟駅近くのビルで飲食店店員石沢結月さん(20)が刺殺された事件で、殺人の疑いで逮捕された斎藤涼介容疑者(25)の母親が事件前日に埼玉県警に「息子が傷つけると言っている」などと相談した際、相手について「新潟の女性」と話していたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 女性は石沢さんを指していたとみられ、新潟県警は斎藤容疑者が計画的に襲ったとみて調べている。

 捜査関係者によると、母親は女性の名前や詳しい住所は知らないと説明。埼玉県警は詳細が分からなかったため、事件前にこの情報を新潟県警と共有していなかった。

 母親は埼玉県上尾市在住で事件前日の十四日、「息子が元交際相手の新潟の女性を傷つけて自殺するとほのめかしている」「息子は神奈川県で暮らしている」と上尾署に電話で相談していた。

 母親は十五日午前に再び上尾署に電話し「息子を連れて帰ってきた。今は落ち着いている」と説明。署員は斎藤容疑者に外出する様子などがあれば一一〇番するよう伝えたという。その後同容疑者は母親宅を出て新潟市内に向かったとみられる。

 石沢さんはビルの二階の店に勤務し十五日夜、一階と二階の間の階段踊り場に倒れた状態で見つかった。防犯カメラの映像などから、斎藤容疑者は出勤時を待ち伏せして襲った疑いがある。

 

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