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【社会】

川崎通り魔、殺害認める 横浜地裁初公判 39歳被告「胸刺した」

 川崎市宮前区のトンネルで二〇〇六年九月、帰宅途中の黒沼由理さん=当時(27)=が刺殺された通り魔事件で、殺人罪に問われた無職鈴木洋一被告(39)は十九日、横浜地裁(景山太郎裁判長)での裁判員裁判初公判で「殺意を持って胸を突き刺した」と述べ、起訴内容を大筋で認めた。

 冒頭陳述で検察側は「ストレス発散のために、女性の死ぬ間際の苦しむ表情を見たいという理由で襲った」と指摘。好みの女性を物色している時に黒沼さんが通り掛かったと説明し、「残虐極まりない無差別殺人で、計画的で強固な殺意に基づく犯行だ」と強調した。

 弁護側は「苦悶(くもん)する表情を見たかっただけで、最初に腹部を刺した時は殺意はなかった」と主張。パーソナリティー障害があり、犯行をためらうことができなかったとした。

 論告求刑は十二月二日、判決は同十三日に言い渡される予定。

 

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