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【社会】

危険物検査 駅実験へ 東京と新宿西口駅 五輪テロ対策

 国土交通省は十九日、二〇二〇年東京五輪・パラリンピックに向けテロ対策を強化するため、JR東京駅の新幹線改札と、都営地下鉄大江戸線新宿西口駅で危険物検査の実証実験をすると発表した。東京都心の乗客が集中する駅で利用客の動線への影響や、どの程度受け入れられるかを探る。

 同省は東海道新幹線車内で発生した二〇一五年の放火事件や昨年の殺傷事件などを踏まえ、駅や電車内の安全性確保策の検討を進めており、実験は今年三月の東京メトロ霞ケ関駅に次ぐ第二弾。結果を鉄道事業者と共有し、検査導入への環境整備をしたい考えだ。

 国交省によると、東京駅では十二月四日、新幹線と在来線との乗り換え口で、爆発物を探知する訓練を受けたラブラドルレトリバーとビーグルを配置。犬を操るハンドラーや警備員とともに改札機周辺や、窓口や券売機の列を巡回する。

 新宿西口駅では、JR新宿駅方面とつながる改札で十一月二十五〜二十八日に実施する。三月の霞ケ関駅と同様、人や物から自然に放射される電磁波で衣類の内側に隠し持った危険物を検知できる「ボディースキャナー」を設置。模擬の危険物を持ったエキストラを離れた場所の検査用スペースまで誘導する。一般乗客が通過するかどうかは任意とする。

 東京駅はセントラル警備保障、新宿西口駅はALSOKに調査を委託。それぞれJR東日本とJR東海、東京都交通局が協力する。いずれも乗客にテロ対策の必要性などを尋ねるアンケートも実施する。

 

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