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【社会】

白タク容疑 高齢3人逮捕 84歳男「生活苦しく」 銀座周辺、40年

 東京・銀座で無許可でタクシー営業(白タク行為)をしたとして、警視庁は二十一日、道路運送法違反の疑いで、杉並区高円寺北三の無職伊藤九市(くいち)容疑者(84)ら七十五歳以上の男三人を逮捕したと発表した。逮捕は十九日。

 交通捜査課によると、伊藤容疑者は「年金もなく、生活が苦しかった」と容疑を認めている。約四十年前から新橋、銀座周辺で白タクを営み、計一億四千万円以上を得ていたという。ほかの二人も認めている。三人の逮捕容疑は、今年一〜九月、中央区銀座の路上で関東運輸局長の許可を得ずにタクシー事業を営み、男女八人を世田谷区や中野区、神奈川県伊勢原市などへ有償で運んだとされる。

 三人はそれぞれ独立して白タク営業をし、平日の午後九時〜翌午前三時に、タクシー乗り場に並んでいる客に声を掛け、正規のタクシー料金より最大で四割安い価格で乗せていた。関東運輸局は昨年八月以降、白タクをやめるよう再三指導。警視庁は同年九月に運輸局から相談を受け、捜査していた。銀座周辺では他にも六十〜七十代の男七人が白タク営業をしていたとみられ、警視庁が調べている。 (井上真典)

 

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