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【社会】

「リチウムイオン電池 持続可能な未来つくる」 吉野さん記念講演 あすノーベル授賞式

ストックホルム大で受賞記念講演をする吉野彰・旭化成名誉フェロー=8日、ストックホルムで(共同)

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 【ストックホルム=共同】リチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞に決まった旭化成の吉野彰名誉フェロー(71)が八日、ストックホルム大の講堂で受賞記念講演をした。環境や経済、便利な生活のバランスがとれた未来の持続可能な社会づくりに「リチウムイオン電池が中心的な役割を果たす」と話した。 

 十日夕(日本時間十一日未明)には授賞式と晩さん会に臨む。

 八日の講演タイトルは「リチウムイオン電池の開発経緯とこれから」。冒頭「(大学ではなく)企業研究者の私が受賞したことに日本中が大変興奮した」と切り出した。動画を見せ、蓄電池を積んだ電気自動車(EV)が普及した未来社会の構想を紹介。人工知能(AI)による自動運転を組み合わせれば事故や渋滞がなくなる。車をみんなで共有すれば手近な空車を呼んで使うことができ、個人の費用負担も抑えられるとした。

 再生可能エネルギーでつくった電気を街のステーションでEVに供給し、EVから家庭などに電気を供給することも可能と説明。「技術革新により、持続可能な社会は近い将来、実現できる」と展望した。

 

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