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【社会】

「豚コレラ」を「豚熱」に 法改正案 来年提出方針

 農林水産省は24日、豚(とん)コレラ(CSF)の名称を「豚熱(ぶたねつ)」に変更するとして、来年の通常国会に家畜伝染病予防法の改正案を提出する方針を明らかにした。人のコレラと紛らわしく風評被害の恐れがあることから、既に「CSF」の呼称を独自に使用してきたがアルファベットの略称では法律上の名称とするのは困難との見解が法制局から示されたため新たに別名を考案した。

 アジアで感染が広がるアフリカ豚コレラ(ASF)は「アフリカ豚熱」とする。ただ農水省は「基本は国際的に通用している『CSF』や『ASF』を使って定着を目指したい」として、法律の規定とは異なる名称を使い続ける方針。いくつもの病名が乱立する事態となり、分かりにくさが増しそうだ。

 新たな名称の「豚熱」は日本獣医学会が考案した。農水省は11月に「classical swine fever(古典的な豚の熱病)」の略称である「CSF」に呼称を変えたが、この名称では法改正が困難とされたことを受け、代わりの病名を付けるよう同学会に要請していた。

 農水省は家畜伝染病予防法の改正案に名称変更のほか、アフリカ豚コレラの水際対策で旅行者の手荷物を検査する家畜防疫官の権限を強化することなどを盛り込む方針。

 

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