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【社会】

ゴーン被告逃亡 手配書レバノン「未受理」

 【ベイルート=共同】前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告がレバノンに逃亡した事件で、レバノン検察当局者は五日「正式な捜査協力要請は届いていない」と明らかにした。国際刑事警察機構(ICPO)から被告の身柄拘束を求める「国際逮捕手配書」が届いたとされていたが「手続き上の不備」があり受け取っていないと述べた。不備の詳細は説明しなかった。共同通信の取材に答えた。

 また、被告は八日午後三時(日本時間同十時)にベイルートで記者会見する予定であることが分かった。フランス公共ラジオが被告の広報担当者の話として伝えた。現地紙はレバノン当局が七〜八日ごろゴーン被告から事情を聴く方針だと伝えていた。検察当局者は否定し「正式な要請が届いていない以上、聴取できない」と語った。聴取が遅れれば逃亡経緯の解明に支障が出る可能性があり、仮に聴取しても形式的なものにとどまるとの指摘もある。

 レバノン当局が聴取後にゴーン被告の身柄を拘束したり日本に引き渡したりする可能性は低い。

 検察当局者は、日本の捜査当局がレバノンの捜査に加わることは拒まないと話した。「今のところ日本側から捜査への参加や引き渡しの要求は来ていない」と説明した。レバノン政府はゴーン被告が入国時にフランス旅券とレバノンの身分証明書を所持していたとして、入国は「合法だった」との立場だ。

 

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