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【社会】

学びや復旧、お帰り 西日本豪雨 岡山・真備 1年半ぶり笑顔

約1年半ぶりに川辺小の本校舎に登校する児童=8日午前、岡山県倉敷市真備町地区で

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 二〇一八年七月の西日本豪雨で被災し、仮校舎を使っていた岡山県倉敷市真備町地区の川辺小が八日、本校舎で三学期の始業式を開いた。同地区で被災した小中学校のうち、元の校舎に戻るのは川辺小が初めてで、約一年半ぶりに児童約二百九十人が登校した。

 始業式では本多卓郎校長が「ここが君たちのふるさとで、自分たちの学校。皆で力を合わせてこれまで以上に素晴らしい学校にしよう」と呼び掛けた。

 六年生の奥田泰司君(12)は「玄関に入ったとき、懐かしいなと思った。仮設校舎の生活にも慣れてさみしかったが、やっぱり入学式の場所で卒業式を迎えたい」と笑顔を見せた。

◆台風19号・長野 「元気に登校、うれしい」

約3カ月ぶりに元の校舎に登校する長野市立長沼小の児童ら=8日午前、長野市で

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 昨年十月の台風19号による千曲川の氾濫で校舎が浸水し、他校の教室を借りて授業をしていた長野市立長沼小の児童が八日朝、三学期の始業式のため約三カ月ぶりに元の校舎に登校した。流入した泥の除去が進むなど一定程度復旧し、授業が可能になった。

 児童は午前八時すぎから、スクールバスやタクシーで到着。教員にあいさつしながら校舎に入り、久しぶりの登校を楽しんだ。北沢克敏校長は取材に「元の校舎に戻り、子どもが元気に来てくれて、うれしい。急ピッチで復旧に当たってくれた関係者に感謝したい」と話した。

 同小は体育館がまだ使えないため、校内放送で始業式を実施。三年生の児童数人が「進んであいさつしたい」「漢字の勉強を頑張りたい」などと目標を述べた。

 市教育委員会によると、市内では、長沼小を含めて学校によっては一部にまだ使えない教室が残り、敷地内に仮設校舎も造られた。同小は堤防決壊現場に近く、高さ一・七メートルまで浸水した。

 

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