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【社会】

IR誘致 船橋議員に観光会社から100万円

船橋利実衆院議員

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 自民党の船橋利実衆院議員(59)=比例北海道=は八日、自身が代表の自民党北海道第一選挙区支部が二〇一七年十月に札幌市の観光会社幹部から百万円の寄付を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかったと明らかにした。七日に道選管に収支報告書の訂正を届け出た。

 この観光会社は、統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で贈賄の疑いが持たれている中国企業「500ドットコム」とともに北海道留寿都(るすつ)村でIR事業を検討していた。これまでに500コム側は船橋氏に現金約百万円を渡したと供述している。

 八日に北海道議会内で取材に応じた船橋氏は「担当者が私からの(同支部への)貸付金四百万円に、寄付の百万円を混在して計上した単純なミスだ」と釈明する一方、「中国企業からお金は一切受け取っていない」と改めて否定した。

 船橋氏は道議を経て、一二年に衆院北海道1区から出馬して初当選した。一四年は落選し、一七年に比例復活して党経済産業部会副部会長を務めている。

 収支報告書によると、札幌市の観光会社は一七年九月二十六日付で、幹部とは別に同支部に二百万円を寄付していることも新たに分かった。同社は八日、取材に「担当者不在のためコメントできない」としている。

 関係者によると、500コム顧問だった仲里勝憲容疑者(47)=贈賄容疑で逮捕=は東京地検特捜部の調べに、衆院議員秋元司容疑者(48)=収賄容疑で逮捕=に現金三百万円を渡した一七年九月ごろ、船橋氏のほか、自民党の岩屋毅前防衛相(62)=大分3区、宮崎政久法務政務官(54)=比例九州、中村裕之元文部科学政務官(58)=北海道4区、日本維新の会の下地幹郎元郵政民営化担当相(58)=比例九州=に各約百万円を渡したと供述したという。

 下地氏は六日に記者会見し、500コム側から現金百万円を受領していたと認めた。日本維新の会は八日、下地氏を除名処分にすると決めた。

 

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