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【社会】

「説得力あった」「日本メディア排除は不公平」 ゴーン被告会見 各国記者の評価二分

 【ベイルート=竹田佳彦】ゴーン被告が開いた記者会見には、世界中から百人以上の記者が出席した。日本メディアの大部分を閉め出すなどゴーン被告のペースで進んだ「独演会」のような会見となったが、地元メディアなどからは「十分納得できる内容」との声も上がった。

 自ら質疑応答を仕切ったゴーン被告は時折冗談を交え、「潔白の証拠」とする書類を映像で映し出すなど会見を終始リードした。

 スイス人記者ピーター・ホスリさん(50)は「好意的な質問が多かったように感じる」と指摘した。「日本では公正な裁判が受けられない」と主張するゴーン被告にレバノンの司法制度の公平性を問う質問も出たが、直接の回答を避けたことにも不満を見せた。

 違法な出国との指摘に対し、ある記者はゴーン被告が「検察も情報漏えいなど法を犯している」と応じたことに「説明にならない」とバッサリ。仏テレビ局記者は「ゴーン被告にとっての真実が分かり興味深かった」と突き放した。

 大半の日本メディアが排除されたことに、出席した記者からは「到底フェア(公平)ではない。開く以上、全記者の出席を認めるべきだ」との声も出た。

 一方、英フリージャーナリストのキミ・ザビハンさんは「自信に満ち、まるでオーケストラの指揮者のようだった」と評した。地元レバノンの仏語紙記者アシーム・タバーラさん(57)は「説得力のある会見だった」と満足感を見せた。別のアラブ紙記者も「あらゆる国籍の記者の質問に答え、良かったと思う」と好意的に受け止めた。

 

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