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【社会】

弘中氏ら弁護人辞任 ゴーン被告 公判分離決定

 日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに逃亡した事件に絡み、弁護人を務めていた弘中惇一郎、高野隆の両弁護士が十六日、辞任した。主任弁護人の河津博史弁護士は当面、弁護人を続けるとみられる。

 同日は東京地裁で、逃亡後初めての公判前整理手続きが非公開で開かれた。関係者によると、河津弁護士は出席。弘中弁護士らは出席しなかったが、裁判長が二人の辞任を伝えたという。

 弘中弁護士の事務所は手続き終了後、報道各社に文書で辞任届の提出を連絡。事務所前に集まった報道陣に弘中弁護士は「申し上げることは特にない」と語った。

 高野弁護士の事務所の担当者は、本紙の取材に「本日付で辞任したが、理由は聞いていない」と話した。

 この日の手続きでは、日本に戻る見通しがないゴーン被告について、今後の手続きの期日が取り消された。ともに金融商品取引法違反罪で起訴された元代表取締役グレゴリー・ケリー被告(63)と法人としての日産とは、公判が分離される。

 これまでの手続きで裁判所、弁護側、検察側は、四月に金商法違反事件の初公判を開き、年内に数十回の公判を開く方向で調整していた。ゴーン被告が起訴されている会社法違反(特別背任)事件の公判が開かれる見通しは立っていない。

 刑事訴訟法は、一審の公判は軽微な犯罪を除き、被告人が出廷しないと開廷できないと定めている。

 

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