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【社会】

参院選の運動員集め 河井前法相が関与か 案里氏陣営 意を受け報酬倍増

 河井克行前法相の妻、案里参院議員陣営の昨年七月の参院選を巡る公選法違反事件で、選挙カーでアナウンスする車上運動員を集める際、克行氏の意向を受けた陣営が、克行氏の衆院選で協力した車上運動員らを介し、法定上限の倍額に当たる三万円の報酬が支払われた疑いのある運動員を集めていたことが、関係者への取材で分かった。

 参院選広島選挙区(改選数二)は、自民党が二十一年ぶりに二議席独占を狙い激戦となり、優秀な運動員の確保が選挙戦の重要課題だった。広島地検は報酬額が設定される過程で、運動員集めに積極的だった克行氏の関与がなかったかどうか慎重に調べるもようだ。

 関係者によると、昨年三月に自民党が案里氏を二人目の候補として公認して以降、克行氏は周囲に「誰かいいウグイス嬢(車上運動員)はいないか」と相談。依頼を受け、人材確保を試みた人もいた。

 克行氏の衆院選で協力した車上運動員は案里氏陣営から働き掛けられ運動員に加わり、知人も勧誘。全員で十数人となり、都市部と郡部の二つのグループに編成され、案里氏らと選挙カーに乗って支持を訴えた。日当の法定上限は一万五千円だが倍額の三万円が支払われたとされる。

 広島選挙区は、自民党が新人の案里氏とベテラン現職の溝手顕正氏を擁立。野党系無所属現職を含む三つどもえの戦いの末に溝手氏が落選した。

 

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