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【社会】

河井案氏の秘書聴取 広島地検 参院選、運動員日当巡り

 自民党の河井克行前法相の妻で、同党の案里参院議員陣営の昨年七月の参院選を巡る公選法違反事件で広島地検は十七日、案里氏の公設秘書の男性を任意聴取した。関係者によると、地検は既に複数回聴取しているとみられ、立件の可否を検討する。

 男性は十七日午前九時半ごろ、マスク姿で広島地検の庁舎に入った。克行氏の秘書も務めた経験があり、案里氏の参院選で車上運動員の仕切り役をしていた。選挙後、案里氏の秘書になった。

 地検は十五日、夫妻の広島市にある地元事務所のほか、男性の自宅など関係先を家宅捜索した。十数人の車上運動員に対し、法定上限の一万五千円の倍額に当たる三万円の報酬を支払った疑いがある。

 関係者によると、案里氏陣営は車上運動員に日当を支払う際、各運動員名義で日付や名目が異なる領収書を二枚作成し、一万五千円に収めたように見せ掛ける工作をしていた。広島地検も二枚の領収書の存在を把握しているとみられ、男性らに作成の経緯を確認しているもようだ。

 車上運動員の疑惑が報じられ、克行氏は昨年十月末に法相を辞任した。夫妻は二カ月以上、公の場に姿を見せなかったが、十五日深夜に東京都内で記者団の取材に応じた。いずれも謝罪したが、議員辞職、自民党離党を否定した。

 

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