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【社会】

同級生3人書類送検 岐阜中3いじめ自殺 強要容疑など

 岐阜市立中三年の男子生徒=当時(14)=が昨年七月に自殺し、市教育委員会の第三者委員会が同級生によるいじめが主要因だったと指摘した問題で、岐阜県警が十七日、強要の疑いで、同級生の男子生徒三人を書類送検したことが捜査関係者への取材で分かった。うち一人については、現金を脅し取ったり生徒を平手打ちしたりしたとして、恐喝や暴行容疑でも書類送検した。

 捜査関係者によると、三人の書類送検容疑は、生徒が自殺する前日の七月二日午前、十分間の休み時間に学校の男子トイレで生徒に無理やり土下座させた疑い。和式便器に顔を突っ込む形になっていたという。

 市教育委員会は昨年十二月、第三者委員会の報告書を公表。トイレでの土下座強要を含む三十四件をいじめと認定し、「自殺の主要因は同級生によるいじめだった」とした。いじめは一年生の時から行われており、生徒が自殺する約一カ月前から激化したと指摘した。

 また、同級生の女子生徒が昨年五月末、生徒がいじめに遭っていると訴えるメモを担任に渡したが、担任は管理職と共有せずにメモを紛失したことなどを踏まえ、教員の情報共有や連携といった組織的対応が不十分だったことで「激化を止めることができなかった」と学校側を非難した。

 生徒は昨年七月三日、自宅近くのマンションから転落死した。自宅からは「自分が死ねば(いじめた側は)反省するかな」との趣旨が書かれたメモが見つかった。メモには金銭を要求されたことや、いじめた側の名前なども記載されていた。

 

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