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【社会】

釈明釈明釈明…国会スタート 菅原前経産相「捜査に支障」 疑惑説明せず議員辞職否定

(右)謝罪する自民党の菅原一秀前経産相(中)(上)参院本会議に臨む自民党の河井案里参院議員(中)(下)記者の取材に応じる自民党の河井克行前法相(左)取材に応じる自民党の白須賀貴樹衆院議員=いずれも20日、国会で

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 公選法違反疑惑で閣僚を辞任した自民党の菅原一秀、河井克行両衆院議員らが、通常国会が召集された二十日、それぞれ記者団の取材に応じた。

 菅原氏は経済産業相辞任後、初めて取材に応じ、疑惑について「告発が出されたと報道があった。捜査の支障になりかねない」と述べるにとどめた。今後については「一からしっかり出直し、精進したい」として、離党や議員辞職を否定した。

 菅原氏が公の場に出席するのは約三カ月ぶり。「辞任に際し大変お騒がせをし、多くの皆さまにご迷惑を掛けたことをおわびする」と謝罪した。疑惑に関しては「当局の捜査に支障がないようにした上で、説明責任を果たしたい」と繰り返した。

 菅原氏は、辞任後に睡眠障害の診断を受けたと説明。「年末年始にようやく体調が回復してきた」として、通常国会召集日に国会に姿を見せた。

 菅原氏は昨年九月に経産相として初入閣。週刊文春に、同氏の公設秘書が選挙区内の通夜で二万円入りの香典袋を手渡したなどと報じられ、入閣から一カ月余りの十月二十五日に辞任した。

◆「政治不信招きおわび」河井案氏が謝罪

 公選法違反容疑で事務所が広島地検の家宅捜索を受けた自民党の河井案里参院議員は二十日、同党の世耕弘成参院幹事長と国会内で面会し、「私自身のことで大変迷惑を掛けている」と陳謝した。議員活動を続けることも報告。世耕氏は「できる限り誠実な対応をするように」と指示した。

 この後、案里氏は記者団に、「政治不信を招いていることを深くおわび申し上げたい。捜査の進展を見ながら、区切りがついたところでしっかり説明をさせてほしい」と強調した。

 夫で前法相の河井克行衆院議員も登院。記者団に「刑事事件という性質上、捜査に支障を来してはならない。(説明は)控えたい」と改めて釈明し、「国会議員としての責務を果たしていきたい」と語った。

◆「コメントは一切控える」IR疑惑の白須賀氏 

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で名前が取り沙汰された自民党の白須賀貴樹衆院議員も登院。地元事務所が東京地検特捜部の家宅捜索を受けて以降、初めて公の場に姿を見せたが、「捜査中」を理由にコメントを避けた。

 白須賀氏は二〇一七年十二月、逮捕された衆院議員秋元司容疑者と共に、贈賄側とされる中国企業「500ドットコム」の本社(広東省深セン市)を訪問した。記者団には「コメントは一切差し控えたい。大変申し訳ない」と繰り返した。

 「500コム」社は、秋元容疑者以外にも衆院議員五人に現金百万円ずつを渡したと供述。その一人、自民党の船橋利実氏=比例北海道=が、国会内で安倍晋三首相に「ご迷惑をお掛けしまして」と頭を下げると、首相は肩をぽんとたたいた。

 

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