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【社会】

親と「終活」相談せず、6割 「切り出しにくい」きっかけ作り苦慮

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 六十歳以上の親がいる人の約57%が、あらかじめ葬儀の方法を決めたり、遺言の準備、身の回りの整理をしたりして人生の終わりに備える「終活」について、親と話し合った経験がないことが民間調査で分かった。話題にしにくいとの回答が目立ち必要性を感じていても、きっかけ作りに悩む人が多いようだ。

 調査は昨年十月、介護や医療の情報サービスを提供する「エス・エム・エス」がインターネットで実施し、男女計四百二十八人から回答を得た。

 同居、別居を問わず月数回以上、直接の会話や電話、メールなどで親と連絡を取っている人は71・5%に上った。しかし終活について話したことが「ある」と答えた人は43・2%、「ない」は56・8%だった。

 話した経験がない人の理由(複数回答)は「切り出しにくい、話しにくい」が42・0%で最も多かった。「話す機会・時間がない」32・1%、「親が元気なため必要がない」18・9%、「何を話すべきか分からない」18・1%が続いた。

 話し合ったことがある人にタイミングを尋ねると(複数回答)、「日常会話の中で」が半数を占め「家族・親族が亡くなった時」も多かった。

 自由記述欄には「親が認知症になる前に希望を聞いておくべきだった」「急死したため銀行口座などの扱いに非常に困った」といった声が寄せられた。

 

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