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【社会】

新型肺炎 首都圏ルートは

◆千葉20代男性 都心へ電車通勤

 千葉県は十四日、新型コロナウイルスの感染が確認された県内の二十代男性が発熱から肺炎と診断されて入院するまでの数日間、東京都内の勤務先まで電車で通勤していたと明らかにした。症状が出る前には外国人が出席する会議に二度参加していたといい、感染ルートを調べている。

 NTTデータによると、この男性は同社の協力会社の社員で、東京都港区にあるビルに勤務。保健所などが調べた結果、男性と同じ職場にいるなどした十四人が濃厚接触者と特定された。十四人は今のところ発熱などの症状は訴えていない。

 男性は十三日に感染が確認され、千葉県内の感染症指定病院に入院中。発熱やせきの症状がある。

 県によると、男性は二日に三七度台の熱が出た。県内の三カ所の医療機関を受診したが改善せず、十日に四カ所目の医療機関で肺炎と診断され、入院した。四日と七日は電車で通勤したという。県は利用した路線や時間帯は明らかにしていない。

 男性は会社で事務職をしており、一月十九日〜二月一日に二度、外国人が出席する会議に参加していた。中国湖北省からの出席者がいたかどうかは分かっていない。

◆神奈川30代男性 客船患者搬送の隊員

 厚生労働省は十四日、神奈川県に住む自治体職員の三十代男性が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。横浜市によると、男性は市消防局の救急隊員。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗っていた感染者を搬送していた。

 厚労省は、これまでに患者と接触してから数時間で発症した例がないことから「感染の契機になった可能性は低い」と説明している。

 同省によると、男性は十日午後三時から約四十分間、ゴーグルとマスクを装着し、陽性患者の搬送業務に従事した。同日夜に発熱し、翌十一日に解熱。十四日のウイルス検査で陽性と判明した。本人からの申告では十一〜十三日は勤務しておらず、渡航歴はない。

 市によると、男性が陽性患者を搬送したのは一回だけ。発熱が確認された十日夜、別の救急業務で一度出動し、患者を搬送したという。

◆タクシー運転手 屋形船など接触100人

 東京都によると、十四日に新たに感染が確認された都内の二人は、すでに感染していた七十代の男性タクシー運転手と濃厚接触があった。

 うち一人は、男性運転手が参加した一月十八日の屋形船の新年会に参加した男性従業員で、この新年会には男性運転手の妻も参加。妻は今月十三日に死亡した神奈川県の八十代女性の娘で、県によると、妻は一月二十一日に母親と会食していた。都は、タクシー運転手の濃厚接触者約百人のウイルス検査をするとともに、新たに確認された感染者二人の濃厚接触者の調査も進めている。

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