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【社会】

一般参賀も中止 23日・天皇誕生日

 宮内庁は十七日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、二十三日に予定された天皇陛下の即位後初の誕生日に伴う一般参賀を中止すると発表した。記帳の受け付けも中止する。

 宮内庁によると、参賀を実施した場合、高齢者や基礎疾患を抱えた人を含む不特定多数が寒空の下、長時間並んだ後、密着状態となることが予想される。池田憲治次長は、「特殊な密集状況となるため、関係省庁と情報を交換するなど慎重に検討して中止を決めた」と述べた。天皇、皇后両陛下にも報告した。

 一般参賀は皇居・宮殿の東庭を会場に、両陛下が秋篠宮ご夫妻らと午前中に三回、長和殿のベランダに立ち、来場者の祝意を受ける予定だった。宮殿内の行事で、三権の長らが出席する「祝賀の儀」や国務大臣と認証官、都道府県知事らが参加する「宴会の儀」、各国大使らを招く「茶会の儀」は実施する。

 誕生日の一般参賀は、一九八九年と翌九〇年は昭和天皇逝去や即位礼一般参賀の日程との兼ね合いから行われず、九六年にはペルーの日本大使公邸人質事件を憂慮した上皇さまの意向で中止になった。平成最後の二〇一八年十二月の天皇誕生日は八万二千八百五十人が皇居を訪れた。

 

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