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【社会】

新型肺炎 クルーズ船からきょう500人下船

 新型コロナウイルスによる肺炎(COVID(コビッド)19)の集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、健康観察期間のため船内に待機していた乗客らの下船が十九日から始まる。厚生労働省によると十九日に下船するのは乗客約五百人で、同日午前に作業を開始する。二十一日までに終える方針。一方で、韓国が十八日に大統領専用機を羽田空港に派遣するなど、各国がクルーズ船に乗っていた自国民を退避させる動きを本格化させた。

 厚労省などは東京や神奈川、愛知、和歌山で新たに計八人の感染が確認されたと明らかにした。このうち和歌山の感染者は国内初の十代という。このほかクルーズ船で八十八人の感染が新たに確認された。

 厚労省は十八日、ウイルスの検査能力を増強するため、全国の感染症指定医療機関や大学病院を対象にウイルス検査で使う試薬を提供する取り組みも始めた。

 厚労省は横浜港に停泊以降クルーズ船に約三千七百人いた乗客乗員を対象に検疫を実施。これまでに延べ二千四百四人を検査し、五百四十二人の感染が確認された。病院などで見つかった例も含めると国内で報告された患者数は計六百十六人となった。

◆都内また3人、重症も

 東京都は十八日、都内で新たに三人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち呼吸困難の症状がある五十代の男性会社員と、肺炎を発症した八十代の無職男性は重症で、感染経路は不明としている。残る二十代の男性会社員は十六日に感染が確認されていた「牧田総合病院」(大田区)の男性医師の息子。

 五十代の男性会社員は五日に発症したとみられ、十日まで出勤。十〜十三日の間に都内の二つの医療機関で診察を受け、十五日に訪れた別の病院で入院。十八日に陽性と判明した。八十代の無職男性は十三日に受診した病院にそのまま入院。糖尿病の持病がある。

 東京都が発表した感染者は計二十二人となった。

 また、東京都杉並区の佼成病院は十八日、入院していた患者が感染していたとして、安全が確認されるまで外来診療を休診にすると発表した。入院患者への面会も中止する。

◆横浜のタクシー運転手も感染、重症

 神奈川県と横浜市は十八日、横浜市に住む六十代の男性タクシー運転手が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。当初は風邪と診断されていた。人工呼吸器を装着して重症という。勤務先と勤務地は神奈川県外。

 県と市によると、運転手は今月三日に発熱。五日に医療機関を受診し、当初は風邪と診断。八日に肺炎のような症状があり、十三日に別の医療機関に入院、さらに転院した。十八日午後に陽性と確認された。

 

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