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【社会】

新型肺炎 韓国危機レベル 最高に引き上げ 死者6人、感染600人超

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 【ソウル=中村彰宏】韓国政府は二十三日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染症に関する危機レベルを「警戒」から四段階で最高の「深刻」に引き上げた。二十三日に新たに確認された感染者は百六十九人。死者も三人増え、韓国内での感染者は計六百二人、死者六人となった。

 感染者は十九日には計五十一人だったが、四日間で十倍以上に急増。検査中が約八千人おり、感染者はさらに増えると見込まれる。文在寅(ムンジェイン)大統領は二十三日に開いた対策会議で「事態は分水嶺(れい)を迎えている。ここから数日間が非常に重要なヤマ場になる」と述べ、強い危機感を示した。

 危機レベルが「深刻」になるのは、二〇〇九年に新型インフルエンザが流行した時以来。政府は、人が多数集まる行事を禁止できるほか、航空機や鉄道などの運行制限、学校の休学などの措置を取ることができる。韓国では新年度の開始を三月二日に控えているが、全国の幼稚園や学校で一週間延期することが決まった。

 感染拡大は、南東部・大邱(テグ)にある新興宗教団体「新天地イエス教会」で起きた集団感染が発端。同教会は二十三日、声明で「深い遺憾を表明し、当局に最大限協力する」とする一方、信者に対する差別などが起きているとして「根拠のない批判は控えてほしい」と訴えた。

 

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