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【社会】

新型肺炎 文化・芸術集う上野 打ち切り「残念」

新型コロナウイルス感染防止のため、来月16日まで休館となった東京国立博物館=27日午前、東京都台東区で(松崎浩一撮影)

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京・上野にある東京国立博物館は二十七日から臨時休館となった。国立の博物館や美術館への休館要請を受けた措置。美術館や博物館がひしめく上野公園では、めあての施設の動向を心配する声も上がった。

 東京国立博物館では同日朝、日本語や韓国語などで「コロナウイルス感染防止のため三月十六日まで休館いたします」とのお知らせが張り出され、訪れた人の輪ができた。三月八日までの開催だった特別展「出雲と大和」が急きょ打ち切られることになり、入り口前で同館職員が前売り券の払い戻しについて説明する場面もあった。

 前売り券を買っていたという足立区のフリーターの男性(61)は「ここに来るまで知らなかった。せめて駅や公園内で分かるように休館を知らせてほしかった」と残念がる。埼玉県富士見市から訪れた主婦(71)も「きょうこそ行こうと思って来たのに、ただただ残念」。公園内のほかの美術館の前売り券も持っているというこの女性は、開いているかどうか心配そうな表情で「せっかくなのでそちらに行ってみます」と話した。

 公園内にある国立西洋美術館や国立科学博物館などはこの日も営業しており、開館を待つ人の列ができていた。 (天田優里)

 

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