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【社会】

藤井七段、3年連続勝率8割 史上初の快挙

稲葉陽八段に勝った藤井聡太七段=24日、大阪市の関西将棋会館で

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 将棋の高校生棋士・藤井聡太七段(17)は二十四日、大阪市の関西将棋会館で指された第六十一期王位戦(東京新聞主催)の挑戦者決定リーグ白組で稲葉陽八段(31)に勝ち、本年度の通算成績を五十二勝十二敗、勝率八割一分二厘としてプロ入り翌年の二〇一七年度以来、三年連続で年度勝率八割以上となる史上初の快挙を達成した。

 将棋界では、年度勝率が八割以上となるのは、数年に一度達成者が出るかという好成績。二年連続で八割以上となると、羽生善治九段(一九八七〜八八年度)のほか、現行制度以前に中原誠十六世名人(六六〜六七年度)が達成しただけだった。藤井七段は三十一日にもう一局対局(棋聖戦・菅井竜也八段戦)が予定されているが、たとえ敗れても勝率は八割以上となる。

 この日は不利な形勢を最終盤で逆転し、相手玉を長手数の詰みに討ち取った。快挙について藤井七段は「意識していなかったが、本年度も一局一局全力を尽くした結果で、記録を残せてよかった」と話した。木村一基王位への挑戦権を争う王位リーグ白組でも三連勝でトップとなり、「残り二局も最善を尽くして指したい」と抱負を語った。

 

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