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【社会】

リンさん卒業のはずが… 松戸女児殺害3年 父、現場で追悼

レェ・ティ・ニャット・リンさんの遺体が遺棄された現場を訪れた父親のレェ・アイン・ハオさん=26日午前、千葉県我孫子市で

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 千葉県松戸市立小三年だったベトナム国籍の女児レェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9つ)=が二〇一七年三月に殺害されてから三年が経過し、父親のレェ・アイン・ハオさん(37)が二十六日、同県我孫子市の遺棄現場を訪れ、手を合わせた。今月、小学校を卒業するはずだったリンさんの代わりに卒業証書を受け取ったというハオさんは「どうしてリンちゃんの成長を見られないのか」と悲しんだ。

 ハオさんは現場で、リンさんが好きだったピンク色に塗られたほこらに花束を手向けた。今でも月命日など月に数回訪れるといい「その日が来たら心が痛すぎるが、会いたいのに会えないからここに来るしかない」と話した。

 殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた事件当時の保護者会長渋谷恭正(やすまさ)被告(48)に対し、一八年七月の一審千葉地裁判決は無期懲役を言い渡したが、弁護側は無罪、検察側は死刑を主張して双方が控訴。東京高裁で控訴審が続き、公判を毎回傍聴しているハオさんは「三年たっても最終的な判決が出ず本当につらい」と嘆いた。

 一審判決によると、渋谷被告は一七年三月二十四日、登校中のリンさんを車で連れ去り、わいせつな行為をした上、首を圧迫して窒息死させ排水路脇に遺棄した。

 

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