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【政治】

2025年大阪万博 前年カジノ誘致 2大事業課題

 【パリ=共同】二〇二五年国際博覧会(万博)の開催地が大阪市に決まった。一九七〇年に続き、再び大阪で万博が実現する。松井一郎大阪府知事は二十三日午後(日本時間二十四日未明)、パリで開かれた博覧会国際事務局(BIE)総会の会場内で記者会見し「大阪、関西の状況を好転させることが、日本への貢献につながる」と述べ、政府、経済界、地元自治体による組織構築を急ぐ考えを示した。新組織のトップには経団連の中西宏明会長が就任する方向で調整が進む見通し。会場周辺を含むベイエリア開発も急務となる。

 誘致レースはロシア、アゼルバイジャンとの三つどもえだった。BIE加盟国による投票の結果、日本は一回目の投票で一位となり、決選投票でロシアを破った。二五年の万博は大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)内の百五十五ヘクタールを会場とし、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに健康、医療に関する技術貢献を目指す計画だ。二千八百万人の来場を想定している。

 会見で松井氏は「七〇年万博のころ、大阪は輝いていたが、その後の東京一極集中で悪いイメージが付いてしまった」と指摘。「これまでの常識を打ち破る万博でありたい」と強調した。

 大阪府と大阪市は前年の二四年に、夢洲でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)開業も目指しており、道路や地下鉄などのアクセス強化が不可欠。臨海部特有の防災上の課題への対策も求められる。

 

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