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【政治】

いずも韓国寄港 取りやめへ調整 防衛相、交流縮小を示唆

海上自衛隊の護衛艦「いずも」

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 防衛省は今春に計画していた海上自衛隊の護衛艦「いずも」の韓国への寄港を取りやめる方向で調整に入った。政府関係者が二十六日、明らかにした。韓国海軍艦艇による自衛隊機への火器管制レーダー照射問題などで日韓関係が悪化する中、防衛当局間の交流縮小が現実味を帯びてきた。

 岩屋毅防衛相は大分県別府市で記者団に、日韓の防衛交流に関し「維持していくことは非常に大事だが、どのような交流の仕方が最も適切か適宜判断したい」と述べ、縮小を示唆した。

 関係者によると、春に韓国で開催予定の東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議の関連会合に合わせ、多国間の共同訓練が計画されている。防衛省は防衛交流の一環として、いずもなど数隻を韓国・釜山に入港させる想定だった。岩屋氏は共同訓練について「どういう形で参画することが適切か、よく検討したい」と語った。

 防衛省幹部は「韓国との関係に改善の兆しは見えず、当面、防衛協力には抑制的になるだろう」との見方を示した。

 レーダー照射問題を巡り、防衛省は二十一日に最終見解を発表し、韓国側との協議打ち切りを表明。韓国は反発した上で、海自哨戒機が別件でも「威嚇飛行をした」と主張するなど、双方の対立が継続している。

 

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